お米農家様「ななしん米」のブランドロゴをデザインさせていただきました。
ななしん米は、岐阜県で無肥料、無農薬のお米を栽培している個人農家さま。農薬や除草剤は一切まかず、
朝4時から毎日丁寧な手仕事でお米を大事に育てられている、手間と暇を惜しまず作られるブランドです。
栽培しているお米のコンセプトをもっと踏襲した、想いや理念の詰まった本格的なロゴを使用したいと思われたとのことで、
今回ご依頼をいただきました。
「長く愛される、意味のあるロゴを製作したい」という軸で色々なデザイナーさんの実績を見て探されたとのことですが、実績や考え方などをご覧いただいて直感で決めてくださったとのこと。ありがたいです。
という内容でした。他にも、競合他社様などで、似てはいけないロゴなどの情報もいただき、デザインの方向性を詰めていきます。
方向性はイメージとぴったり、ということで制作に入っていきます。
今回は、以下の3案に絞ってご提案しました。
ちなみに今回は、お米のラベルやWEBサイトにも使用されるとお聞きしていたので、ロゴが展開された時にどのように見えるかという点も考慮しました。
ロゴは単体で使われることよりも、何か媒体の中で使われることの方が圧倒的に多いので、ツールの中でどう見えていくかをご提案すると、印象も結構変わってくる場合があります。なので、ロゴの制作の場合は、単体のデザインだけではなく、できる限り使った時のイメージ写真も一緒にご提案するようにしています。
今回だと、お米の袋との相性や、お米の写真やイネの写真と合わせた時のイメージも見ておきたいところでした。
クライアントさまにご提案したところ、ベースはC案に決定!
ここから、つばめの体の向きや餌のねだり方にリアリティが欲しいとのご意見をいただき、その他の要素の細かいところまでクライアント様と一緒にいろいろと試行錯誤しながら検討を重ねました。
一部間違い探しのような微妙な違いですが、以下はつばめの角度を変えたり小つばめのフォルムをよりリアルにしたり、ツバメらしさをアップさせつつ親子の距離も縮めたデザインの比較検討をしていきました。お客様のつばめのイメージがとても明確だったので、それに近づけるよう工夫しながらブラッシュアップを重ねた結果、最終的に、こちらの案にご決定いただきました!
最後はガイドラインとモノクロパターンなど使いやすいデータを制作して、ガイドラインと一緒にご納品しました!
クライアントさまからのコメント
当初の想像を遥かに超える、理想以上の大変素敵な仕上がりになり、私も家族全員も大満足です!!^^
末永く愛し愛される、そんな凄いちからを持ったロゴが完成したと確信しております。
このような素敵な作品に巡り合えたのも、ひとえにnanalabo様のおかげです。本当にありがとうございましたm(__)m
私共の要望一つ一つと真摯に向き合い、レスポンスも非常に早く、何不自由なく完成までいく事ができましたし、共にロゴを作り上げていく感がありとても楽しかったです!
みるみるデザインの完成度が上がっていく様子を見て「さすがプロだなぁ・・!」とひそかに感動しておりました・・!
そして、比較用のデザインを毎回ご用意してくださったり、アドバイスをいただけたり、
こちらの無理なお願いにもとても親切に対応していただけたり・・nanalabo様の心遣いが毎回とても嬉しかったです^^
おかげさまで私共が考える「ななしん米」の理念を体現した、とても素晴らしいロゴが出来上がりましたし、nanalabo様にお願いして本当によかったです^^
本当にありがとうございました!!
また機会があれば是非是非nanalabo様にお願いしたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!^^
素敵なお仕事に関わらせて頂き、ありがとうございました。 今回はつばめに強い思いを持たれていたななしん米様。デザインを妥協なく仕上げる過程を楽しんでいただけたこと、こちらも嬉しいです。 ここまで細かい検討は、デザイナーの中でご提案前にすることはあってもお客様と見比べながらすることは少ないので、学びにもなりました。 ロゴデザインのイメージの共有から、ななしん米の皆さまの事業を大切にされる思いやご家族の優しさをたくさん受け取りました。 そんなイメージを伝える、優しく温かい、唯一無二のロゴが出来上がり、私もすごく嬉しいです!