北海道で果樹園をされているフジモリ果樹園さまから、新しくロゴのご依頼をいただきました。
果樹園様のロゴをお作りするのは初めてでしたが、個人的にもフルーツが大好きで、
いつか携わってみたいと思っていた業種のひとつだったので
お仕事のお話をいただいた時はわくわくしていました!
これから法人化されるのを機会に、現在バラバラの書体、名刺・印刷物などがあるそうで、
ロゴを一新することで果樹園のイメージを表現したいと思われているとのことでした。
という内容でした。
今回は理屈よりも直感でいいと思ったものを選びたい、とのお話もあったので、
方針を整える前にいろいろな参考をお見せしつつ、お好みをお聞きしながら、
最終的に以下の2案に絞ってご提案しました。
クライアントさまにご提案後、B案のコンセプトを気に入ってくださいました。
ただ、まだシンボル部分が少しピンと来ない、お好みとは離れそう、ということで、
ここから大きくデザインを改善していくことにしました。
このタイミングでオンラインで打ち合わせをさせていただき、率直なご感想をお聞きしていると、
マークがどこか硬く、そっけないような印象を受けた、とのこと。
なるほど、フォーマルに寄りすぎて、フジモリ果樹園さまのイメージよりもかなり硬い印象になってしまっていたのかも。
ということが分かりました。
(率直にご意見いただいたフジモリ果樹園様、ありがとうございます)
もっと動きや表情があった方が良さそうということがお話ししているうちにまとまってきたので、
「動きのあるデザイン」の中でもラグジュアリーなものや手書き風のものなど、
いろいろ参考例をご覧いただきながら、ざっくばらんにご意見をいただきました。
お話ししている中で「線で表現しつつ、強弱や柔らかさがあるタッチにしたい」というところまで辿り着き、
この方向でデザインを再検討することにしました。
fとりんごを組み合わせる、と言う考え方は気に入ってくださっていたので、
この軸を元に、デザインタッチを表情と動きのある、もう少しラフで柔らかいものに変えて行くつかご提案しました。
ここから選んでいただいたのがこ3つ目のデザイン案です!
とても気に入っていただけたとのことで、シンボルマークはこれで決定となりました!
そして、ここから文字組みのパターンなど
検証していき、ついに完成となりました。
ロゴが決まったら、さまざまな場所で使っていただきやすいよう、複数パターンを制作して、ガイドラインと一緒にご納品します。
ちなみにこの後、引き続き名刺もデザインさせていただきました◎こちらもまた別記事でご紹介したいと思います。
クライアントさまからのコメント
ヒアリングから提案まで時間をかけ丁寧に対応いただきました。
オンラインの打合せもありましたが、メッセージのやり取りからこちらの意図をうまくくみ取っていただき、
こちらのイメージを表現できる作品に仕上げていただきました。
とても技術高いと思います。
昨日たまたま直売所の外装お願いしている建築会社の方が来たので、
この案見てもらったのですが、どれも私と果樹園のイメージに合ってるとのこと、
本人とロゴのイメージが一致するということが大事なことだと思ってますので、今回のロゴは素晴らしいと思います。
また、お世話になりたいと思います。
この度は素敵なご依頼をいただきありがとうございました。 途中、率直にご意見お聞かせいただけたことで、
最後まで気に入っていただけるデザインに辿り着けたと思います。
今回はご家族皆さまも愛着を持って使っていけるデザインにしたいということも一つのテーマだったので、
最終的に気に入っていただくデザインになって安心しました!
また他のお仕事でもご一緒できるのが楽しみです。